【書評】「最新のネーミング強化書」で実践的名づけテクを身につけよう
こんにちは、田(den)です。
今回は本ブログ名を改善するためにゲットした「最新のネーミング強化書(高橋誠さん)」という書籍をご紹介します。
著者である高橋誠さんは、㈱創造開発研究所 所長の方で、同社でネーミングの仕事を30年以上続けられている方です。有意義な学びが多々ありそうですね!
概要(Amazonより引用)
いま、ネーミングの重要性が飛躍的に高まっている。商品名のみならず、社名、サービス名、タレント名に至るまで、ネーミングの巧拙が成否を分けるといっても過言ではない。ちなみに「フレッシュライフ」→「通勤快足」、「缶入り煎茶」→「お~い お茶」、「モイスチャーティシュ」→「鼻セレブ」などは改名して大成功した例。
さらに昨今のデジタル技術の発展を反映して、商標も新たに、動き、色彩のみ、音なども登録可能になった。
こうした時代背景を踏まえ、本書はアイデア発想法から商標登録の実務、さらにブランド化までの流れを、豊富な具体事例を交えながらわかりやすく解説した。
著者はこれまでに「かもめ~る」「ゆうパック」「BIG EGG」「TOSTEM」など、実に300以上のヒットネーミングを手がけてきた業界のオーソリティ。企画、マーケティング担当者はもちろんのこと、営業、広報など多くのビジネスマンに役立つ一冊。
本の特徴
・商標に詳しい
・独自のネーミング開発システム
・広告専門企業ならではのアイデア出す方法が満載
ですね。単なるアイデア出しでなく、特許・商標関係の説明も詳しい実践的な本です。
内容の紹介
ここでは、僕がとくにぐっと(あるいはぐさっと)きた話題について軽く紹介させていただきます。
「体を表さない名前」は力不足
ネーミングは意味を伝えるもの。内容や意味がわかるものにすべき、だそうです。
ぐさぐさっ
改善しますとも…
でも今流行ってるブログ様の名前って内容想像できないのけっこう多いじゃんね!「○○○ずむ」とか「○○○○○は日記」とか!
発想会議では1000はアイデアを出す
そして500→30→10→2→1と絞り込んでいくそうです。
僕はというと、ブログ名決めるときになぜか頑固にこれって決めてたな。でも何を伝えたいか、というところはちっとも考えていませんでした。書きたいことを書くだけでは役立つブログには近づけないかも。
本書曰く、アイデア出しの会議では一人当たり2時間で100個は出すとのことだったので、僕も100個出してみてから厳選してみようと思います。
上手な見出しをつける3ルール
・読者目線
・要点を表現する
・あれこれ言わず断定する
うっ
僕はなぜか「あえてよくわからない見出しで興味を引こう!」とかガチで思ってました。こういうのが独りよがりってことなんでしょうね。
北海道の人、ご存知でした?
コンサドーレ札幌のコンサドーレは
「道産子」→「ドサンコ」→→アナグラムで「コンサド」
それにスペイン的にオーレを付けたものだそうです!まじかよ…
感想
この本を読むきっかけになったのは、リアル友達とのこんな会話でした。
僕「アクセス数やばいんだけどなんでだろ」
友「…中身読んでないけど、ブログの名前なんなん?」
僕「なんなん?ってなんとなく」
友「もっとほかにあるでしょ」
僕「ほかにってどんな?」
友「知らんけど」
僕「……」
僕自身広告系には謎の憧れがあって、「考具」なども読んでます。そして本書で紹介されている発想法はそれらと共通するところがありました。広告系のアイデアの扱い方はある程度テンプレート化されているようですね。もっとも、そこから本当に消費者に好感触を与えるキャッチフレーズやネーミングを考えるところに、プロならではのエッセンスがあるのでしょうけど。
僕も本を読んで満足するんじゃなくて知識を生かしていかないとなぁ。
この本を読んで僕が実行することは、
・ブログ名の候補を100個考える
・見出しを読み手ファーストに置き換える
です!
正直な感想
ちょっと物足りなかったなぁ。
どちらかというとどんなネーミングがウケるのか、そういう分析があることを期待していました。
他のネーミング本も探して、またご紹介させていただきます。
ご覧いただき、ありがとうございました!
あ、こちらももしよろしければ……
いやほんと、なってくれたら心底うれしいです!!よろしくお願いします!!!