「やった」課

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【レビュー】「深海生物の『なぜそうなった?』がわかる本」は面白キモ興味深い一冊!

こんにちは、denです。

「深海生物の『なぜそうなった?』がわかる本」を読みました!

とにかくキモい、巻頭のカラー写真だけでお腹いっぱい…(○ω○ )

ま、そういうのが好きで読んだんですけど笑


でも深海生物ってなんかキモいイメージはあると思うんですが、「なぜそんな形をしているか?」って考えたことありますか?
そしてそれはなぜかわかりますか?なぜ彼らはあんな異形な形態なのか…

その謎にお答えしてくれるのがこの本です。いや、むっちゃ面白いですよ!総じてエグイけど!

ここではその魅力の、ほんの一部をご紹介します!

 

 

概要

「同じような写真の深海生物(深海魚)の図鑑はもう飽きた」
という方、いませんか?
そんな方にぜひとも読んでいただきたいのが、この本です。
本書では特にこの2点、
・深海生物の摩訶不思議な姿形のワケ
・深海でどのように生き残ってきたかのワケ
にフォーカスし、イラストを使ってわかりやすく解説していきます。
さまざまな科学論文を調査し、ネットでは得られない深海生物の情報を、
200点近いイラストでとことんていねいに解説していますので、
深海生物ファンには見逃せない一冊です。

(引用URL:https://www.amazon)


本書の構成としては

巻頭カラーページで超個性的な深海生物の超個性的な部分を紹介し、

後の白黒ページは水深レベルごとに生物とその生態、なぜそうなったか?を存分に紹介してくれます!!

ちなみに深海生物としてメジャーなリュウグウノツカイは水深200~700mが生息域だそうですが、この本では水深6000mの生物まで紹介されています。6kmって!深さですよ笑

さて本書の魅力は読んで実感していただくとして、ここでは僕がとくに、「うわっ…」となった深海生物を3種類だけご紹介します! 

個人的「うわっ…」ってなった深海生物ベスト3

テンガンムネエソ

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テンガンムネエソ - Google 検索

目がイっちゃってる…こわすぎる…(■ω )

でもこの目は管状になっている目「管状眼」にもちゃんとワケがあるんです!

そう、「上を向いて泳ごう」的なアレが…

ちなみに深海ではこの管状眼の生き物、ほかにも結構いるみたい。こわい。

 

メガマウス

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いらすとや、手広すぎませんか

メガマウス - Google 検索

おなじみメガマウス。目が意外とかわいい。

こいつ生き物を捕食するとき開く口の縁が「銀色に光る」んだそうです。
なんかきれいかも?って思ったけど、自分の目の前でそんなふうに口がグバァっと開いて縁が輝く様子を想像したら、もう死です。

だって全長5m以上だそうですよ?その辺の乗用車より余裕でデカイのよ?
もう葬列です


もっともメガマウスはプランクトンを食べるタイプのサメだそうなので、人を襲うとは思えないし、そもそもお互い生きて会うことはないでしょうけどね!笑

 

フクロウナギ

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(wikipediaより)

フクロウナギ - Google 検索

なんだこの口…もげそう(^ω^ )

でもすごい顔大きいと思ったら実は目は顔の先っちょについてるちっこいので、口だけが異様に大きい生き物なんだそうです。こっちのほうがよっぽどメガマウス。

ちなみにこちらは全長75cm程度だそうで、もし水族館とかで見れたら…悪夢を見る子ども続出だろうな笑

 

 

まとめ

・深海生物の異様な形態の理由がわかる本!

・キモい形にもちゃんと合理的な理由がある!

・知ると一段と興味がわいてくる!クセになるエグさ!

 

今回紹介した生物は本当に一部で、ほかにも

超光る。光る液出す。むしろ光る生き物をスケルトンな腹に入れて光る

・身体が80%食われても余裕で再生する、むしろ自分から身体を切り離す

性転換。自分がだった頃に生殖して生まれた子の世代のとして生殖する

・体の仕組みが原始的、古代から変わらない姿

なんて話のオンパレードで、それらにもちゃんと理由が、生存戦略が隠されているんです。生き物に対する思い込みがブッ飛ばされますね!


キモさだけでなく、その生態が気になる人にはほんとオススメの一冊です!

以上、情報共有でした!

 

ちなみにこんな記事も書いてます。

 

done-section.hatenablog.com