「やった」課

「やる」と心の中で思ってたら、すでに行動は終わっていたんだ

「いちばんおいしい家カレーをつくる」を読んでつくって食べてレビュー!

ああ

 

おいしいカレーが食べたい…

 

 

違うな

 

究極のカレーが食べたい…!!

 

2週に一度はそう物思いにふける僕には見過ごせませんでした。

そう、最高においしいカレーを自分の家でつくれるということ人生のミッションの一つであるこの僕にはまさにうってつけの一冊。

当記事では、この本で紹介されている「ファイナルカレー」を作って食べてみた感想をご紹介します!

※この記事にレシピ掲載はありません 

 

 

概要

普通の材料でつくる極限の味。
カレーの達人が20年以上かけてたどり着いた究極のレシピ、
その名も「ファイナルカレー」。

・子どもから大人までみんな大好きなルウを使った「欧風カレー」
・毎日食べても飽きないスパイスを使った「インドカレー」
・欧風カレーとインドカレーのいいとこどりをした「ファイナルカレー」

3つのレシピとカレーをおいしくするための調理のコツを、
余すことなく詰め込んだレシピ本にして、
あなたのカレー観を一新する1冊です。

(引用URL:https://www.amazon.co.jp/)

 "カレーの達人がたどり着いた究極のレシピ"

これは試さないわけにはいかない!!!

 

著者について

水野仁輔(みずの・じんすけ)
AIR SPICE 代表。1974年、静岡県浜松市生まれ。
カレーにまつわるさまざまなことについてのスペシャリスト。1999年に出張料理集団「東京カリ~番長」を結成。カレーに特化したコンテンツ創造プロジェクト「カレー計画」で、様々なプロジェクトを立ち上げている。
これまで出版してきたカレー本は40冊以上。カレー活動が多岐にわたりすぎて、本人としても「聞かれたときに自分でも説明しにくくて、昔から困っています(笑)」とのこと。糸井重里氏から「カレースター」の肩書を授かり、現在、ほぼ日と「カレーの学校」で授業を行っている。
2016年の春に、本格カレーが作れるスパイスセットを届けるサービス、「AIR SPICE」をスタートした。http://www.airspice.jp/

 (引用URL:https://www.amazon.co.jp/)

 何回カレーって出てくるプロフィールなんですかね…

でもこの偏り切った著者略歴にはスゴみを感じます!

ちなみに著者水野さんの人柄がよくわかるのはやっぱり上記引用にもあった「ほぼ日刊イトイ新聞」ですね。「カレースター」という名が生まれた記事でもあります笑

www.1101.com

さすがは糸井重里、水野氏の人となりがスッと入ってくる素敵な対談。

しょっぱなの「水野は日本人初のインド人だ」のくだりはむっちゃ笑ってしまったし、

男の料理・カレーづくりあるある(無駄な手間かけたがるなど)などでぐっと両者への親近感を感じました。

 

では読んでみた僕から本書の魅力をご紹介。

 

本書の魅力

カレースターによる「ファイナルカレー」のレシピ

なんといってもここでしょう。「カレースター」が編み出した一つの答えとなるこのレシピ、実践せずにはいられなくなります^^

ちなみに「ファイナルカレー」とは

"欧風カレーとインドカレーのいいとこどりをした"(p5)

"普通の材料でこれ以上おいしく作れない"(p6)

"カレー界の優等生"(p77)

だそうです。

僕はこの「普通の材料」ってところにグッときましたね。

だって正直、特別な超高級材料を使っておいしく作れるとしても、せいぜい一回試すくらいで何度も食べようと思えなくなりますからね。あくまで生活の延長線上にある「ちょっと特別」になってくれそうなカレーのレシピだという部分に期待が高まりました!

 

カレー調理に関するノウハウが凝縮されている

説明が本当に、限りなく丁寧。図は多いし、コラムにはカレー凝る族の気になる疑問にサクサク答えてくれます。一冊にレシピは3つで全てカレーという偏りぶりですが、だからこそのわかりやすさ、再現しやすさがあると思います。

 

とくにゴリゴリのアメ色玉ねぎがこんなに短時間(15分程度)でできるなんて…^ω^
今までは前日に刻んで10分レンチンして冷まして冷凍して次の日レンチン解凍して弱火で炒めて1時間、みたいな行程を踏んでいたので驚愕です。もっと早く読めばよかったです。

 

さて僕の能書きもほどほどに、実際にファイナルカレーを作って食べてみた感想をお伝えします!

ファイナルカレーを作る

本書は「欧風カレー」「インドカレー」「ファイナルカレー」の3つのレシピが掲載されていますが、僕ははやる気持ちが抑えきれず最初から「ファイナルカレー」を作りました。

レシピの詳細は本書に譲るとして…

もしこのファイナルカレーを自分で作って食べようと計画する場合、できれば食べる日の前日までに本書を入手し手順通りの仕込みを開始することをおすすめします。

これは肉のマリネの工程に時間がかかるためです。(「できれば一晩」との記載)

こういう本読んで作るからには、ファイナルの中でも徹底的にやりつくして作りたいじゃない?笑

 

ちなみに工程の最後のほうの煮込む様子はこんなん。

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むちゃくちゃいい香りが立ち込め期待が高まります!フライパンきたねえ(^ω^ )

 

 

ファイナルカレーを食べる

できたのがコレ!!!

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…なんか本にのってる写真と違う…水分飛ばしすぎたんだろうか。

とりあえず食べてみると…

ああっカレー感がうすい!レッチリをパプリカで代用してしまったからか??

ここで1/2箱までカレー粉を足してみると、

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※追記 ↑は1/2箱で作り直した際の写真です 

 

ゥンまあああ~いっ!!!!!

 

野菜から出る出しの味わい

バランスの取れたスパイス感

肉のやわらかさコクの深さ

 

こいつは間違いなく優等生だ!!!

 

つまり僕の好みではレシピ通りよりルーを多めに入れるのがよいみたいです^^

 

まとめ

・カレースター水野仁輔さんによる「ファイナルカレー」レシピ本!

・ファイナルカレーとは、欧風カレーとインドカレーのいいとこ取りした優等生カレー!

僕はファイナルカレーのカレールーは多め(2ブロックくらい)がすき!

・俺達は登り始める。長い、長いカレー道を…

 

ひとつお伝えしたいのは、正直もうやんカレーよりおいしいカレーになるとは思ってなかったということです。

(カレースターをなめてたわけではなく、もうやんカレーが僕にとっての完成形だと思っていたからです笑)

このカレーが自分の手で作ってその気になればいつでも食べれるかと思うと今後のカレー人生が捗ります。ダイエットは滞ります…

究極のカレーライフを求める方は、ぜひお手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

以上、情報共有でした!