「やった」課

「やる」と心の中で思ってたら、すでに行動は終わっていたんだ

人見知りって言葉は意味が広すぎ。別の名前を付けてくれ。

togetter.com

星野源は変化した人だ。
元からスゴイ人では全然なく、むしろ長年寄り道ばっかりしてた、偏屈な自意識と劣等感の塊だったのに、そこから自分を変化させて今のステージに上り詰めた人。先入観で嫌っている人にこそぜひ書籍を手に取ってほしい。

ちなみにこの記事のコメントで「人見知りや内気をさらに追い詰める言葉だ」ってのがあったけど、星野源が言ってるのは自己認識の話だとおもう。大事なのは自分で自分のことをどう感じるかで、星野源は相手に気を遣わせる自分をカッコ悪いと思ったんだろう。人見知りの自分が好きって人ならとりあえずそのままでもいいんじゃないか。

それはさておき、「人見知り」って言葉はあいまいだよね。

「人見知り」の意味

従来は子供が知らない人を見て、恥ずかしがったり嫌ったりすることである。(中略)現在は「人見知り」という言葉を大人についてもよく使う。また、最近ではコミュニケーション、人付き合いが苦手なこと、知り合いや顔見知りの前で自由な感情を表現できない事、を表す用語として使うこともある。
(wikipedia:URL:https://ja.wikipedia)

だいたいこんな意味で使われてるよね。異論なし。

人見知りを対面で自称することについては個人的にそんなに悪い印象ないよ。いろんなケースが考えられるからね。

「人見知り」を自称するケース

コミュ障の自分を守る

星野源が話しているのはこのケース。
つまり「自分はコミュニケーション弱者だからハードル下げたい。気遣ってくれ」というメッセージ。人前に出ては来るけど自分に対するハードルは下げておきたい人。残念ながらこういう人が甘やかしてもらえる期間はあまり長くない。場数を踏んで改善することをオススメする。僕も頑張る。


共通点探しの一環

実際のコミュニケーションレベルはさておき「自分は人づきあいがちょっとニガテ、と思っている人」はかなり多い。
そういう人は、自分と別人種に思えるコミュニケーション強者より、なんとなく内気でインドア派で内向的な人のほうが仲良くなれる気がするもの。だから相手から「人見知り属性」の空気を察知した時点で、雰囲気を和やかにするために「実ははずかしながら人見知りなところがあって…」と告白してみるケースはある。

個人的にはそういう切り出し方をしてくれる人とはシンパシーを感じて仲良くなりやすい。これはつまり、僕から人見知りの属性を感じ取っていただいたということになるので、大変面目ない限りだが…

 

ウケ狙い

お前が人見知りなワケねーだろ!!という人が口にすると物議をかもして一瞬盛り上がることがある。本当に人づきあいにコンプレックスを感じてる人間からすると大変うっとおしい。
もっともこれも、実は外から見るとそうは見えないだけで、本人はすごい頑張ってるのかもしれないけど。

人見知りの内訳

人づきあいが苦手な人にもいろんな種類がある。それを「人見知り」でひとくくりにするのはいささか乱暴に感じる。
一応僕のほうでも替わりの名称を提案しておく。ぜひ採用していただきたい。

初対面が苦手な人

知り合って間もないころは全然しゃべらず無愛想な感じがするが、時間がたつにつれて饒舌になりジョークも飛ばすようになり、気づけば別人のように朗らかになってくる人。職場など長い付き合いのコミュニティでの印象はいいが合コン・街コンなどにはめっぽう弱い。
人見知り : 尻上がり

リアルでの会話が苦手な人

顔を合わせて、体を開いて、目を見て会話をするのが苦手な人。外見やフィジカルに自信がない人に多い印象。
そのせいかネット上のコミュニケーションでは饒舌な場合もある。その場合は鋭い指摘やシニカルなウィットを飛ばしてくる。
人見知り : リアル地蔵

長期の人づきあいが苦手な人

初対面では非常にこなれた対応をするも長期間そのモードを維持することは苦手で、だんだんと無愛想になったりコミュ障な部分があらわになってくる人。たぶん人づきあいのノウハウ本で勉強したことを実践して頑張るが、だんだん気持ちが追い付かなくなってくるんだろう。
人見知り : 竜頭蛇尾

 

「人見知りという個性」は甘え

自称するかはここでは問わない。現時点で人づきあいが苦手なのもしょうがない。
でもその弱点を「人見知り」という個性に置き換えてしまうとそれは甘えになる。

だって「コミュニケーションが大事」なんて全世界どこで生きていくにも共通で当たり前のことだ。それをわかっているくせに自分の弱みを「人見知り」という言葉の器に入れて、それが自分の個性だからと変化をあきらめてるんだもの。結局のところそれが「人見知り」の正体だ。

いや人づきあいが苦手な気持ちはすげーわかる。僕もいまだに意識しないと目を合わせず会話してしまう。
でも自分でなんとかしなくちゃいけないことを、「でもそれが自分だし」って諦めたら成長止まっちゃうでしょ。それより今苦手でも自分なりに頑張ったほうがいいでしょ。

それともそのまんまがいいの?そんな自分が好きなら止めやしないけど、あとあと自分がしんどくなると思うよ。その心の準備はOK?

もし危機感を感じるなら

まずは自分への「人見知り」のレッテル貼りをやめよう

「人見知り」は言葉の意味が広すぎる上に響きがよすぎるのがよくねーんだわ。曖昧なネガティブワードは無意識に染み込んで自分への認識をショボくしてしまうから。

それより人づきあいの中で自分が本当に苦手なことを見極めて、「今はその部分を改善してる最中だ」とリフレーミングするのがいいよ。
「初対面は緊張してしまう」でも「リアルはアウェイ感がすごい」でも「長期の人づきあいでは馬脚を現す」でもいいんだよ。「今のところは」ってつけておいて、これからどんどんよくなっていくって展望さえあれば。


以上、偉そうだが僕も絶賛改善してる最中。お互い勝手にがんばろーね。

【4/28OPEN】「SHIBUYA CAST/渋谷キャスト」速報!今こんな感じです【画像多】


4/28 渋谷に新しいデザイン複合施設「SHIBUYA CAST」がオープンしました!

早速レポートです!
なお今回は速報ですので細かいことはまた別の記事で紹介させてください。^^

※ちょっと画像が多いので、回線がつよいときにご覧いただくといいかもです。

 

 

SHIBUYA CAST/渋谷キャスト って?

 

shibuyacast.jp

さまざまなクリエイティビティが集い、新しいアイデアやビジネスを誘発する「SHIBUYA CAST.(渋谷キャスト)」。多様な用途を兼ね揃えた、クリエイティブ活動の拠点となります。
建築は、Echoes of Uniqueness[エコーズ オブ ユニークネス]/不揃いの調和をデザインコンセプトに、空間の多様な要素(形状・機能・素材)が、それぞれの個性を表しながらも共鳴し合い、まとまりのある全体像を織りなします。
全17フロアには、クリエイターの交流・連携を創出するシェアオフィス&カフェや入居者間のコミュニケーションを深める賃貸住宅、クリエイティブ産業の集積を支えるオフィス、多様なイベントに活用できる多目的スペースや日々の生活を彩る店舗群が揃います。また、四季によって異なる表情を見せる緑に囲まれた広場を設け、にぎわいと憩いの場を提供します。

 (公式HP URL: http://shibuyacast.jp/about/ )

 

つまり…
クリエイターで集まってワーワー面白いことやってる楽しいスペース
ってことかな!たぶん。

説明はさておき、さっそく画像とともに現況を紹介します。

SHIBUYA CAST の状況レポート

渋谷駅の東側を北にまっすぐ向かっていくと右手側に…

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あったー!!!

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さっそくガーデンスペースではデザイン・アート的な展示販売や屋台が催されています!

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ふんふん

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あっなにこれかわいい

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harikokkoさんですって!

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なんだこの奇抜なの…

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あっかぶれるんだ!

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被ってるおねーさんがいたので撮らせていただきました!!かわいい!!!
さすがにこれかぶって自撮る勇気がなかった…ぼくもまだまだ…

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建物入口の壁
なんかすげー!!!


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なんか異様に重厚なテーブルサッカーが!(?)

 

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建物の柱が光ってる…
お店はまだやってないところも多かったです。29(土)からが本番かな?

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となりのcocotiって建物とつながってました。

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ランチはAre(字が書けない)。wifi・電源完備のカフェですって。

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なかはこんな感じ。

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いただいたクロックムッシュ。うまーい!!!

感想

まだちょっと準備中なところもいくつかありました。
たぶん明日から、GWが本番なんでしょうね笑
これからの変化ぶりに期待が高まります!!^^

まとめ

  • SHIBUYA CASTに行ってきた!
  • クリエイターの自由な交流が目的のスペースだ!
  • 本番はイベントが催される 4/29(土)から

 
以上、情報共有でした!
ここまで読んでくれるなんてほんといいやつ^^!

読者になってもらえると非常にはげみになります!
↓ ↓ ↓



 

「やった課」の活動方針


ご訪問ありがとうございます。


このページは、本ブログ「やった課」とその管理人denのプロフィール・紹介になります。

http://img.f.hatena.ne.jp/images/fotolife/m/mw-matrixa/20170427/20170427161150.jpg

アイコンのケムリーマウス(仮)です。

 

概要

このブログはdenが勢いでやってみたことを情報共有します。

「人がやりたがらないことを」
「人より早く」
「なんか気が付いたらもうやってた」

というブログです。

新しいものや興味がボワっと湧いたものに脊髄反射で飛びつきます。

計画性やリスク回避という言葉をなるべく頭から消して、まず「行ってみよーやってみよー」と足を動かします。
それ以上の考えはないです。アグレッシブな人柱です。

 

管理人denについて

昭和63年生まれ、北海道出身区内在住の会社員です。
カラオケと読書が大好きです。

好きなものはやったことないこと、行ったことない場所で
嫌いじゃないけど反応が鈍いのは「どこにでもあるチェーン店」です。
やったことないことを体験することに重きをおいてます。

油断すると家から一切出ないで休日が終わってしまうので、いつも用事や興味惹かれるものを探しています。



ブログ運営について

メインブログとして「こじらせ部屋からの脱出(http://www.m-w-matrixa.com/)」というブログを運営しています。
こちらは外見や精神的なコンプレックスの解消を目的に、僕の失敗談や体験・知識を共有するページとして作りました。

しかし日常の中では、コンプレックスには関係ないけど記事にしてみたいことが結構出てきます。

そこでコンプレックスに関係ないことでも、ほかの人にはちょっとおっくうに感じてしまいそうなことを我先にやるブログを作ろうと思い立ったのです。


「こじらせ部屋」のほうは、なんというか劣等感と使命感のハーフみたいな感じでどっしりと生まれたブログなのですが…

こっちの「やった課」はそういうのナシで、やってみたいことややったことないことに一直線に飛びつきます。頭をカラッポに軽量化して、フットワークだけをとりえに、ワーワーキャーキャー言うブログにします。

ちなみに「こじらせ部屋」のうち、コンプレックスに関係ない記事はこちらに移行しました。

 

ちょっと真面目な話


昔はよく「でも口だけだよね」って言われるほうでした。

批判や分析ばかりで代案がなく、なにも行動しないところがありました。
たぶん頭よくないのに賢く思われたいというねじれがあって、勝手に窮屈な気持ちになったりするのです。

んで最近、それがちょっと格好悪いかもと感じるようになりました。
実際に世の中に影響を与えているのはとにかく行動を起こしている人なのに、そういう人に対してノーリスクな立ち位置からあーだこーだ言ってる自分って、なんかお天気野郎だなって。

そんな口だけの自分がちょっぴりイヤで、それより不器用でもうまくなくてもアクション起こせる人になりたいと思うようになりました。
きっと行動することへのハードルさえ下げられたら、口だけだったころよりずっと面白い人になれるかな、と淡い希望を持つようになったです。


未来のことは一度頭から追い出して、行動して、得たものからまた次の行動を起こしてく。
その繰り返しの中で、何はなくとも行動力のある、面白い人になっていく。


つまるところ、このブログはそのトレーニングルームです。

それでも足使って情報とっていくんで、きっと何かの役に立ちますよ!!
もしよかったらときどき眺めてみてください。



以上、「やった課の活動方針」でした。
ここまで読んでくれるなんてほんといいやつ!^^


ちなみに以前こんな記事も書いてます。

done-section.hatenablog.com

左門くんは終わる

 

「左門くんはサモナー」が終わりそうだ。

 

掲載順位があまりよろしくないし、最近の回は漫画としての切り札的伏線をガンガン切ってる感じ。いやがおうにも終りの近さを感じさせる。

 

ジャンプで一番愛着をもっていた漫画だけに残念でならない。

 

 

左門くんはなぜ終わってしまうのか

左門くんはターゲットがあいまい

 

「左門くん」は、だれが応援する作品なのかがわかりづらかった。

 

女性キャラの水着・風呂・温泉などのサービスショットもあれば、男性キャラ同士のソレっぽいのを想像させうる展開もあり、フツーに男女キャラの恋愛の雰囲気もあり…

 

腐女子向けなのか、男性向けなのか、よくわからなかった。

 

それは「左門くん」の面白さの要素(後述)でもあるんだけど、熱烈なファンは生み出しづらい。
自分向けの作品じゃない…と感じてしまうと応援する気がなえてしまうもの。

 

たぶん、そこそこ読めるし面白いから読んでるけど、アンケートには書かない・単行本は買ってない、というジャンプ読者は多いんじゃないかな。

 

左門くんは懐古厨

 

左門君にはやや古株程度のネット住人にはよくわかる2ch・アニメ漫画ネタが各所にちりばめられている。わかる人にはちょっとした親近感が感じられる作品だ。


ただ現状、2chはピークをとっくに超えたコンテンツである。
2ch・漫画アニメのパロディネタ自体が今のジャンプ読者に刺さらない内輪ネタになってしまい、空滑りしてしまったことは一度や二度ではないだろう。

 

というかそういったパロネタ全体にも若干の飽きが来ている。

ライトノベルあたりで食い尽くして、慣れてしまった感があるのだろう。

 

個人的にはそういうネタを見かけたときには面白いというよりも懐かしい気持ちになってしまう。(あと歳のせいもあるかもしれないが、何か妙にはずかしい)

 

一方でオタク要素を持つ身としては、そういうネタを使いたくなる気持ちも非常によくわかるから親近感は変わらずにある。もどかしいところだ。

 

左門くんは人っぽい

 

キャラクターに人気が出てほしい気持ちはお察しするが、さすがに悪魔たちのデザインに悪魔感がなさすぎる。
あれなら超能力をもった一般人と変わらない(サタナキア、アガリアレプト、メガネ、宰相、他)。


デザインにはちょっと人っぽくなくてキモイというか、抵抗感のある要素が少しでもあったほうがスパイスになって、昨今の目の肥えた読者たちにはグッとくるものがあるだろう

(モノ好きよ)


あるいは本気モードへの変形、みたいのがあればまだキャラクターたちへの印象が変わったかもしれない。

  

左門くんは悪魔なんかじゃない

 

「それが君の望みなら」ってほとんど言わなくなっちゃったね。

 

序盤のテンプレであった「登場人物の欲望を悪魔的に叶える」展開は途中からなくなってしまった。
いうなれば左門くんがファウストのメフィストフェレス、あるいは笑うせぇるすまん的な働きをする展開だ。

 

序盤は要所にそういう「毒」があっていい刺激になっていたのだが、次第になくなっていった。
左門くんは傍観者になり、人に認められたい普通の人であり、人の欲に興味がなくなってしまったようにも見えた。


まあそのへんの作品の方向性は好みにもよると思うんだけど、僕自身は序盤の悪魔より悪魔的な左門君がとくに好きだったので、ちょっと残念という話。

 

左門くんはストレス耐性がない

展開に大きなストレスをつくれなかった。

ここは「左門くん」のかわいいところでもある。

 

というかアイマスPである作者の悲しいところである。

 

「左門くんはサモナー」の作者である沼駿氏は、アイマスP(プロデューサー)としてニコ動などで有名な人物でもあるらしい。

 

アイマスPとは、好きなゲーム男キャラが出るだけでキャラを穢されたと怒り狂い、

渋谷でイベントをやるといえば我々には怖い土地だと声優を罵る

まあ理不尽な天災のような、厄介なユーザーの典型のようなものである。

 

作者沼駿氏がどんなスタンスのPなのかはわからないが、どちらかといえばそっち側であったろう。

そんな彼が完全オリジナル作品の作り手となったときにめんどくさい繊細な読者を想定して、誰も傷つかないように異常なまでに配慮してしまうのは、自然な成り行きだ。

 

結果としてその配慮が、展開の緊迫感を失わせた。

恋愛やシリアス展開の踏込み加減は浅くなり、キャラ設定は架空の処女厨が発狂しないように最大限配慮された(ナッキー・アレアガレプト・ベルゼブブ他)。

それは「左門くん」全体のやさしい雰囲気を作り出し、起伏を平たんにした。

 

左門くんは面白い

左門くんは絵がほんといい

 

絵がうまい漫画は眺めるだけでちょっと幸せだ


「左門くん」は超絶技巧で描かれる漫画ではないけど、立体を立体として、人体をしっかり人体で書く、それでいてデフォルメがポップでかわいい読みやすい絵だ。シリアスな顔も程よく見ごたえがあって好き。

作品の人気に大きな役割を果たしたのはいうまでもないだろう。

 

左門くんはやさしい人に囲まれている

 

「左門くん」には基本的に悪いやつがいない。

さらに言うとサブ以上の役割を持つキャラクターに気の狂ったようなやつはほぼいない。


クズカスという言葉が飛び交う中にも根底に思いやりがあり、まともな思考をするキャラクターばかりなので、読んでいてストレスが溜まったり疲れることがない。

 

そういう、「力を抜いて読める」という意味では最近の流行りに即していて、もっと人気がでてもいいような気もする。ジャンプらしくなかったか?

 

左門くんは話の構成が巧妙

「左門くん」は伏線を張って回収する、というプロセスをきっちりやる作品だ。

 

全体のストーリーも、作中の「左門くんを知っていく物語」という記述にていねいに基づいている。

 最近回収された手袋・オッドアイ(隻眼)のこともそうだし、1話完結の中でも序盤に張った伏線をきっちり終盤で回収している。


基本的に話づくりに丁寧さと上手さがあって、それが読者に小気味よさと安心感を与えてくれる。

 

左門くんは話の幅が広い

 

基本コメディだが、かわいい恋愛、シリアス気味のバトル、パロディ全開(!?)、なんでもありだ。

 1話ごとの印象が全然違うこともあり、いい意味で飽きさせない。

 

たぶんうまくハマればどの読者層にも刺さる作品を書ける作者なんだろうな。ちょっと迷走気味で落ち着かなかったけど。


おっ作者こんなのも書けるんかい^^

というちょっとメタ的な楽しみ方がしやすい作品が左門くんなのだ。

 

 

左門くんは内面が気になる

 

左門くんにはジャンプにありがちなインフレの要素はない。

 

あるのは左門くん・てっしーをはじめとした登場人物の心の動きだ。

 

誰がどんな理由で心が動いて行動を起こしたのか。表情や言葉には含みと意図があり、読者の想像を膨らませる。

 

戦いが必要な漫画ではない。でも左門くんが自分自身の「欲」に素直に向かっていく最近の展開には、なにか微笑ましいものを感じる。

  

 

左門くんは終わってほしい

 

以上延々と述べてきたが、全体的にはパロディや強烈なデフォルメでふざけたギャグをやっているようでいて、その実真面目に作品作りをしているというのが「左門くんはサモナー」に対する印象である。

 

今のジャンプ作品で一番愛着があった。ずっと読んでいたいとも思う。

でも延命することが漫画そのものの理想とは限らない。ジャンプ漫画ならなおさらだ。

 

最近のやや急なシリアス展開も、ここぞとばかりに伏線を回収するせいかとても面白い。このまま突っ切ってほしい。(作者には申し訳ないが)

 

あと何話で終わってしまうのだろうか。
この、あともう少し長く読みたかったのに…というさびしさに似た気持ちが、左門くんをいつまでも僕の中に息づかせてくれるだろう。

 

あとはてっしーの地獄への落ち方に注目するばかりだ。

天使ヶ原先生の落下芸にご期待ください!! 

 

以上、ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

左門くんはサモナー 1 (ジャンプコミックス)
  by カエレバ

 

左門くんはサモナー 5 (ジャンプコミックス)
  by カエレバ
左門くんはサモナー 8 (ジャンプコミックス)
  by カエレバ

 

ラテアートセミナーに行ってきました!in「Neighborhood and Coffee」

 こんにちは。denです。

最近もっぱらオシャレ体験への憧れをこじらせております。

 

なお本記事は前回の記事で紹介したラテアートセミナーの感想です。

www.m-w-matrixa.com

 

あぁ~なんかオシャレな体験してえなぁ~


ということでラテアート体験してきました。

続きを読む

ただのスタバに飽きたなら別業態「Neighborhood and Coffee」へ

 

はあ…

 

新宿のスタバって混みすぎ…

 

なんなの…

 

ていうかカロリーが気になるラテより、ただひたすらおいしいコーヒーが飲みたい…

 

そんな方、Neighborhood and Coffeeはご存知ですか?  

www.starbucks.co.jp

 

続きを読む

ハリネズミってなんでこんなにかわいいの?分析しました。

 

ハリネズミってすごいかわいい…… 

 

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 ペンギンも柴犬もたまらないほど好きだけど、僕にとってハリネズミはなにかが特別。

こんなワッペン?がついたシャツも持ってる。

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なんでこんなにかわいいのかよ…。

気になったので分析してみました。





 

ハリネズミとは

 

一般的には

「つんつん針山が背中にびっしり生えそろったネズミ」

「ピンチのときには針を立てて丸くなって身を守る。」

というイメージですかね。

最近はそのかわいらしさから動画などで非常に人気が高まっている様子です。

 

動物としての分類、特徴

ハリネズミ亜科に属する哺乳動物でじつはネズミよりモグラに近いそうです。

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似てるっちゃ似てる。

なお日本で飼うことができる種類はヨツユビハリネズミのみです。

あとは国内ではイリーガル。

 

ハリネズミをモチーフとしたキャラクター

といえばおなじみ、SEGAのマスコットキャラクターにして主戦力、

音速のハリネズミ ソニック・ザ・ヘッジホッグですね。

当時ドリキャスでソニックアドベンチャーむっちゃやりましたけど、

ぼくの好きなかわいいハリネズミとは似ても似つかないです笑

 

さてここからは、なぜかわいいのかをかたち・性格・動きの分野で分析します。

 

なお参考にさせていただいた書籍は

はじめてのハリネズミとの暮らし方 (いちばん役立つペットシリーズ)
by カエレバ

これと

ハリネズミ まるたろうの毎日
  by カエレバ

これ。

前者ではハリネズミの身体の特徴や性格を中心に、

後者ではフォルム・絵の見本としての写真を中心に参考にさせていただきました。

 

まるたろうさん(♂)は他のハリネズミと比較してもきわめてまるまるとしていてかわいらしい。

@hedgehogdaysさんのブログやツイッターもチェックすると幸せになれると思います。

twitter.com

hedgehogblog.com

(ツイッターは@hedgehogdaysさんからのフォロー許可が必要です。ぼくはまだです。)

 

 

ハリネズミのかたち

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ハリネズミ三面図。うまい…

全体

まるい。

平常時はトゲトゲどころかまるまると見える。

針以外の部分にはふわふわと毛が生えている。ギャップがかわいい。

パーツ別

意外と鼻がながくとがっていて、かしこそうにも見える。

正面から見ると胴体の丸みに埋もれる。かわいい。

 

どの角度から見てもひじょうにつぶらでキュート。

これは眼窩が浅く、目が若干飛び出し気味なことによる。

顔の形的に正面からみると強気に見えることもあるが気のせい。

視力はあまりよくなく、色の区別はできないらしい。

 

尖ったさきについている。

ハリネズミの身体の中では嗅覚がとくにすぐれている。

そのため何かあるとすぐスンスンにおいをかぐ。かわいい。

 

歯がちょこちょこ生えてる他、意外と舌がながい。

 

まるくて、体のわりに大きい。

でも角度によっては針や毛に埋もれる。かわいい。

 

針(背中)

たんぱく質でできた針。皮膚としっかりくっついている。

ハリネズミの感情と強く結びついていて、不安や恐怖を感じるときゅっと逆立つ。

リラックスしているときは素手でなでることもできるくらいになる。

 

手足

細い足に小さい爪がついている。

足はお腹を低くして歩くので短く見えるが、意外と長い。

伸びをしたときはその長さにおどろかされる。

足の裏すべてを使って、思いのほか俊敏にちょこちょこと歩く。かわいい

あと正面から見るとちょっと内側に向いてみえる。かわいい。

 

おなか

ふわふわの毛が生えている。

個体によってはピンクの地肌がすけてみえる。

針とのギャップでなおかわいい。

 

しっぽ

ぱっと見にはわからないほど小さい。かわいい。

 

ハリネズミの性格・イメージ


基本的には臆病・怖がり。

人見知り、というか人に慣れづらい。親近感。

そもそも繁殖期以外は単独行動が常。

しつけは困難な上、温湿度などの環境に繊細で偏食、とにかく飼いづらい。

穴があったら入りたがる。すぐ頭をつっこんでスンスンする。かわいい。

 

ハリネズミのジレンマ

ショーペンハウアーさんによる哲学的な寓話です。

ある冬の寒い日、たくさんのヤマアラシたちが暖を求めて群がったが、互いのトゲによって刺されるので、離れざるを得なくなった。しかし再び寒さが彼らを駆り立てて、同じことが起きた。結局、何度も群れては離れを繰り返し、互いに多少の距離を保つのが最適であるのを発見した。

これと同様に、社会における必要に駆り立てられ、人間というヤマアラシを集まらせるが、多くのトゲや互いに性格の不一致によって不快を感じさせられる。結局、交流において許容できるような最適の距離感を発見し、それがいわゆる礼儀作法やマナーである。(後略)

(wikipediaより引用) 

 この不器用で距離感を大事に感じさせるイメージが、たまらなくかわいい。

 

ハリネズミが動くと

・まるいまだらの針山が動いて、表情豊かでかわいい!

・細い手足がのびてかわいい!!

・まるまるとなおまるくてかわいい!!!

 

つまりどういうことかというと……動画を見ましょう!!

 

こちらはハリネズミのハーリーさん( )のご提供の動画です!

すそに裾に入り込んでいく姿勢と後ろ脚の伸び方がすごい!!かわいい!!

でもむっちゃ針にひっかかりません?笑

 

こちらは上で書籍もご紹介したまるたろうさんの動画。

 

うーん総じて……

たまらん!!!
 

まとめ

  • 見た目がとにかくかわいい
  • 性格がおっかなびっくりかわいい
  • 動くともうやばいほどかわいい

より詳しく正確には、

針という痛みを伴うイメージ、

それに反するまるっこくちょこちょこしたフォルムと動き、

さらに臆病で繊細な性格。

この複雑なギャップが圧倒的かわいさを生み出しているんですね!!!

 

ちなみにハリネズミは飼うのが難しい生き物です。

安易な気持ちで飼うということをしてはいけません。

ぼくは動画を眺めたりカフェに行ってみたりでこの気持ちを満足させようと思います笑

 

終わりに

いかがだったでしょうか。

まだまだ語りつくせていないかもしれない。それほどかわいい…

もしぼくの気づいていないハリネズミの魅力があったら是非おしえてください!!

 

以上、ここまでご覧いただきありがとうございました!

 

 

読者になっていただけると心底うれしいです!!よろしくお願いします!^^